こんにちは。
今回はパケ買い、パッケージの絵柄や筐体の質感が気になり購入したイヤホンのレビューです。
ご紹介する「Kima」は、まだ日本では未発売のモデルです。
購入したきっかけとしては、同社の「Titan S」の音に惚れ惚れし購入を検討していたところ、オーディオ系のレビュアーとして著名なbisonicrさんの記事を見て、Kimaを試してみたいと思い購入してみた感じです。
bisonicrさんのブログでは様々なオーディオ機器のレビューを詳しく書かれているので、とても参考になっています。
より、今回のイヤホンのことを知りたい方はぜひご覧になってみてください。
また昨年末にはDUNU公式によるプレゼントキャンペーンも開催されており、手に取った方も少なくないのではと思います。
製品概要
「DUNU」は、TOP-SOUNDというメーカーの一ブランドとして展開されているようです。
前述の「Titan S」や「Talos」など、すでに日本国内で展開されているイヤホンも少なくなりません。
また高価格帯のイヤホンも販売されており、最近「Studio SA6」を試聴する機会がありましたが大変良い音で惹かれました。
正直欲しいと思いましたが、日本国内ですと60,000円弱ほどですのでレビューについては検討させてください?
今回のレビュー対象「Kima」は、10mmのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)振動版とデュアルチャンバー構造を採用した、いわゆる1DDイヤホンとなっています。
価格は99.19ドル(約13,000円ほど)で、ミドル帯のイヤホンに属するのかなと思います。
例のごとく円高に振れたタイミングや、AliExpressでのセール中にご検討いただくことをおすすめします。
なお、本記事の1枚目に写っているアクリルスタンドは公式に販売されているものです。
限定生産品とのことなので、必要ならお早めにご購入ください。
私はアクリルスタンドを後から知ってAliExpressで購入したのですが、その際「え、イヤホンはいらないの!?」とセラーから念押しされた経験が。
余談はさておき、次にいきます。
箱と付属品について
パッケージ表面には、イメージキャラクター(Kima、でいいのでしょうか)が大きくプリントされています。
最近の中華イヤホンはキャラクターを起用している製品が多いですが、柔らかなタッチで購買意欲をそそられますね。
裏面には詳しいスペックが中国語・英語・日本語で記載されており、国内参入の可能性が高いことを思わせます。
付属品は以下のとおりです。
専用のイヤホンケース、4芯銀メッキケーブル、イヤーピースと清掃キットが付属しています。
イヤーピースは3種類、それぞれS/M/Lの3サイズが付属しているので色々試して使用できると思います。
特筆すべきは、3ペアで1,700円程度のイヤーピースが含まれていることでしょうか。
イヤーピースの購入も、数が増えれば負担が大きいので付属品で賄えるのはメリットがあると思いました。
イヤホンそのものの筐体は梨地のシルバーで、指紋が目立つようなことはありません。
ただ、金属筐体のため打痕などが入らないように取り扱いには注意すべきかなと思います。
セットアップ紹介
付属のケーブルは色味でいえばマッチしていましたが、私自身4.4mmのバランス環境で試聴したいというこだわりがありましたので、見合ったケーブルを吟味しました。
今回は「KBEAR Glaze」という、4芯のOFC銀メッキケーブルと合わせました。
高域が少しおとなしくなり低域が伸びるような印象なので、エージング後も高域が刺さるようなイヤホンにおススメです。
Kimaは低域がしっかりと出るタイプなので、特長をさらに生かすために本ケーブルと使っていきたいと思います。
イヤーピースはFinal TYPE-E クリア赤軸(Mサイズ)を使用しています。
ケーブルの気になる点としては、全長が他より短いので環境によっては突っ張る可能性があることと耳掛け部分のクセが強いので暖めて修正した方がよさそうなあたりでしょうか。
音質レビュー
音質のレビューにあたり、以下の環境・曲を使用しています。
・PC → FiiO K9 Pro ESS 有線接続
・再生ソフトは“TuneBrowser”を使用
・ロック(Crush 40)やアニソン(結束バンドやTRUEなど)を参考曲として使用しています。
まず、本イヤホンを購入する発端となった「Titan S」は中高域が伸びるタイプで低域の主張はそこまで強くはありませんでした。
しかし、このKimaは主張が若干変わり低域の主張が強めの、いわゆるドンシャリ系の音を聴かせてくれます。
ベースラインなどの低域とボーカルをハッキリと主張しつつ、臨場感のある音を聴かせてくれるように感じます。
音場はそこまで広くなく、高域の主張はやや抑えめで遠くに感じる音だと思いました。
Crush 40や結束バンドといったアーティストに曲にはピッタリハマるのでは…と思いました。
パッケージのキャラクターイメージからすれば、上品なサウンドなのかなと先入観を持っていましたが、蓋を開ければ肉食系だったのでビックリでした。?
他のレビュアーさんも荒々しいといった印象をお持ちのようだったので、皆さんも同じ感触だったのでは…と思います。
以下はこれまた著名なレビュアー、ヤンネさんの記事です。よろしければご参考ください。
今だ日本では未発売の製品ですが、おそらく今期中には発売されるのではないかと踏んでいます。
試聴する機会がないため、気になっていても気軽に手を出せない方も少なくないと思いますが本レビューが参考となれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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