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【リケーブルレビュー】Angelears Avalon – 多層構造に注目、こだわり深いオリジナルブランドなリケーブル

こんにちは。
今回は、AliExpressで広くオーディオ製品を取り扱う「Angelears Audio Store」からリリースされたリケーブル「Angelears Avalon」のレビュー記事です。

※本記事は、Angelears(@Angelears_audio)より製品提供をいただいてのレビューとなります。
 ありがたい機会をいただきましたこと、改めてこの場にてお礼を申し上げます。

製品概要

「Angelears Avalon」は同社がトップクラスのケーブル供給元と協力し、10,000台を超えるイヤホンと100種類以上の製品でテストを実施してきた経験を活かしつつ、パフォーマンスの高い製品を目指して開発された製品です。

本製品は同社における「ハイブリッドマテリアルシリーズ」に据えられており、
新たな素材・革新的な構造設計・最先端のケーブル製造技術を集約した製品の一つであるとのことです。

ケーブルの内部構造は下記の参考画像をもとにご説明しますと、
「グラフェン配合の銅合金」のコアを「銅銀合金」で包み、さらに「銅プラチナ合金」かつ立体的なシールド構造を施した、なかなかに手の込んでいる製品となります。

本製品の売りとしては、ケーブルのコアにグラフェンを配合したことにより、あらゆるイヤホンに深みのある低域を与え、潜在能力を最大限に引き出すことができる…ということにあるようです。

被膜には幾度の試作を繰り返した末に、高密度かつ柔軟性の高い素材を採用するに至り、
スペックだけでなく、日常的な使用を前提としたケーブルそのものの取り回しのしやすさにも配慮しています。

本製品の特徴的な部分ともいえる立体的なシールド構造は、
リケーブルには珍しいプラチナと銅を組み合わせた合金を織り交ぜることで、本来のシールド構造の役割でもある「外部ノイズの干渉」から信号を保護するとともに、高い耐食性を確保した質実剛健な設計となっています。

上記の設計により、極めて低ノイズでありながら解像度の高いサウンドを実現することが可能となっています。

なお、ケーブルの性能をさらに向上させる試みとして、アニーリング処理と再結晶化プロセスを行いケーブル内の不純物を除去、その後に消磁処理を施すことで外部ノイズの影響を最大限軽減する仕組みとなっています。

パッケージ紹介

パッケージはリケーブル単体としては、やや大きめです。
裏面にはプラグ種別だけでなく、2芯・4芯・8芯構造や被膜の素材がチェック欄のように記載されており、
同社では様々なバリエーションの製品展開を予定されているということが伺え、これからの動きが楽しみですね。

開封すると、ケーブル収納用のレザーポーチがお目見えです。
ケーブル本体はなかなかの高級感があり、特にスプリッターやプラグ部分の熱収縮チューブ加工などといった部分は一般的なリケーブルと一線を画すデザインのように見受けられ、オリジナリティを醸し出してくれています。

お遊び – 色々なイヤホンとの組み合わせ

個人的に「リケーブルは見た目から」という考えをもっているので、
ひとまず参考までにと様々な手持ちイヤホンと組み合わせてみましたので、ご覧いただければと思います。

試聴 – リケーブル比較

今回は比較対象として、「NiceHCK AceOrpheus」を用意しました。
こちらのケーブルは超高純度の8N単結晶銅を採用しており、イヤホンの性能を純粋に引き出すケーブルとして好評な製品です。

イヤホンの性能を引き出す、という意味では同じコンセプトをもつ「Angelears Avalon」と価格は一回りほど異なりますが、いい比較ができるのではないかなと思います。

試聴に使うイヤホンは先ほどの写真のうち、暖かな音色が特長の「iKKO Audio OH5」を選びました。
他のイヤホンも価格帯としては中価格帯~高価格帯のイヤホンに属するもので、かつ人気の高いものですね。

全体的な印象でいえば両製品が音へ与える変化は似ており、
「NiceHCK AceOrpheus」が各音域をまんべんなく整え、純度を高めたようなイメージと表現するのであれば、
「Angelears Avalon」は純度という点は一歩譲るように感じるものの、1つ1つの音について粒立ちが良くなるといった印象で、メリハリのあるBGMが心地のいいリスニング体験をもたらしてくれます。

シールド構造のメリットかどうかは明確に述べられませんが、
極めて低ノイズかつ、より一層解像度の高いサウンドへ変化するといった傾向であるように思いました。

価格やサウンドの傾向といった点は各々のリケーブルで異なりますので、
確かな優劣をつけることはできませんが、後発の製品ということもあってポテンシャルはとても高いと感じます。

今までリリースされたケーブルを分析したうえで独自の強みを備えた製品と考えれば「買い」であると思いました。

取り回しについては、「NiceHCK AceOrpheus」も見た目に反してしなやかで甲乙つけがたいところですが、
私個人としては、被膜が布巻きのリケーブルよりもタッチノイズが小さくなることやアクセサリ類のデザインへのこだわりを感じるといったことを含めて、じっくりと腰を据えて聴く以外のシチュエーションも考慮するならば「Angelears Avalon」に軍配が上がるかなといった印象です。

なお、今回ご紹介した「Angelears Avalon」は、ストアクーポン「AVALON0401」で40ドル割引にてご購入いただけます。

https://s.click.aliexpress.com/e/_DCxYhBx

本記事が参考になりましたら、ぜひ購入についてご検討いただけますと幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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