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【VR】Pimax Crystal HMD – 高解像度なVRヘッドセットが日本へ到来、美麗なVRの世界に浸ってみた

こんにちは。
今回は、Pimaxより販売中の「Pimax Crystal HMD」のPRを兼ねたレビュー記事です。

普段はイヤホンレビューを書いている私が、なぜかVRヘッドセットの案件オファーをいただく……と自分でも謎な状況ではありますが、実のところ数年前までVRゲーミングを楽しんでいた時期がありました。

現代のVRヘッドセットはどこまで進化しているのか、同社の製品は初めてながら楽しみでもあります。
高解像度のVRヘッドセットが魅せる世界について、本記事でご紹介していきたいと思います。

※本記事は、同社製品のPRを目的としたレビューになります。
 また、レビューにあたり、PimaxVR Japan様(@Pimax_Japan)より製品をお借りしております。
 このような機会をいただきましたことに、改めてこの場にて感謝申し上げます。

メーカー・製品概要

PimaxはVRヘッドセットを主力製品として手掛けるメーカーであり、
現在は販売予定の製品を含め、こちらのページで製品ラインナップを確認することができます。

今回お借りした「Pimax Crystal HMD(以下、Pimax Crystal)」は、スタンドアロン・PCVRへの両対応や、8Kクラスの高解像度やガラス製のレンズ、Mini LEDバックライトと量子ドットパネルを採用することで美麗な映像表現に特化した、同社から販売中のVRヘッドセット製品のひとつです。

「Pimax Crystal」の主な特長をひとつずつご紹介していきたいと思いますが、
本製品は単純なスペックの高さだけに限らず、様々な機能が備わっており充実した構成となっています。

製品スペック

「Pimax Crystal」の主な特長は以下のとおりです。
それぞれの特長を含めた本製品のスペック面について、順にご紹介していきたいと思います。

Mini LEDバックライト+量子ドットパネルで発色が良い
 また、Mini LEDを活用したローカルディミング機構により明暗をハッキリと再現
 (ローカルディミング=LEDの明滅を制御し、例えば暗い部分を黒に近く表現する機能)
72Hz / 90Hz / 120Hz のリフレッシュレートにそれぞれ対応、滑らかにゲームを楽しめる
・片目あたり「2880 x 2880(両目換算で5760 x 2880)」の5K相当の高解像度
35PPD(PPD=視野角あたりの画素数)のガラス製非球面レンズを使用
・スタンドアロン / PCVR それぞれに対応可能な、2in1設計
Tobiiアイトラッキング技術に対応しており、120回 / 秒の頻度でトラッキングが可能
 それらを用いたIPD(瞳孔間距離)の自動調整と、動的レンダリング(DFR)に対応

※オプションの「60G AirLinkモジュール」で無線使用にも対応可

映像表現にこだわったディスプレイ構成

まずは、VRヘッドセットの重要な部分でもあるディスプレイからご紹介していきましょう。

「Pimax Crystal」のディスプレイは、Mini LEDのバックライトと量子ドットパネルを採用することで高精細かつ高色域な、美麗な映像表現を実現しています。
リフレッシュレートは「72Hz / 90Hz / 120Hz」のそれぞれに対応しており、PC側に高いスペックが求められるものの、滑らかなVRゲーミングを楽しむことができます。


また、Mini LEDを活用することでローカルディミング技術に対応しています。
イメージ画像や、実際に他のVRヘッドセットと比べた画像をご紹介しますので参考までに。

ローカルディミングとは、ディスプレイをいくつかのゾーンに分割し、ゾーン毎にバックライトを制御することで個々の明暗を制御するといった技術です。
つまり、画面上の明るい部分は明るく、暗い部分は暗くといった表現ができるものですね。

この技術に対応していない、あるいはそこまで細かく制御できない一般的なディスプレイだと画面が真っ暗になった際にバックライトが点灯したままとなり、白いモヤモヤが表示される原因となります。
本製品では片目あたり576箇所のゾーンに分割されており、両目では1,152箇所とかなり細かな制御が可能となっています。

ディスプレイの解像度は、片目あたり「2880 x 2880(両目換算で5760 x 2880)」の5K相当の高い解像度を誇っています。

数年前、私がVRゲーミング(レースシムやVRChatなど)の世界に少しだけ足を踏み込んだ時に使っていた「Meta Quest 2」では片目の解像度が「1832 x 1920」で、その後に検討していた「HP Reverb G2」であれば「2160 x 2160」というスペックでした。

それらを優に超える解像度を備えている分、やはりPC側に高いスペックが求められることには変わりありませんが、没入感の高い空間を楽しむことができると思います。

視野角の高いレンズとアイトラッキング技術による没入感

「Pimax Crystal」ではガラス製の非球面レンズを採用しており、視野角あたりのピクセル数を表す「PPD値」が35PPDと、以下の画像のようにとても鮮明な画質を実現しています。

ほとんどのVRヘッドセットでは非球面レンズではなく、それ自体の大きさや厚みを抑えるためなどの目的でフレネルレンズ(※)というものが使われています。

(※)レンズ表面に同心円状の切れ込みを入れ、角度をつけてカッティングを施したレンズのこと。

レンズ自体の透明度はガラス製のほうが優位であり、自然かつ美麗な映像表現を楽しむことができるほか、映り込みや画像の歪みといったデメリットも抑えられます。

本記事の執筆にあたり使用していて特に気になるようなことはありませんが、もし傷などが気になるといった方は、あらかじめガラスコーティングなどを施工しておくといいかもしれませんね。


また、「Pimax Crystal」では「Tobiiアイトラッキング」に対応しており、120回 / 秒の頻度で視線のトラッキングが可能となっています。

アイトラッキングを活用することで、IPD(瞳孔間距離)の自動調整(※)「Dynamic Foveated Rendering(DFR)」に対応しています。

(※)本体のスイッチ操作で、電動式で手動調整することも可能。

「DFRとはなんぞや?」というと、見ている方向以外はやや低い解像度で描画するといったもので、VRゲーミングでは貴重なGPUのリソースを効率的に使うことができ、フレームレート(FPS)の向上が狙えるといったものです。

もちろんフレームレートの向上以外にもメリットがあり、例えば現実で見ている風景だと「見ている方向」以外はボヤけて見えないでしょうか。
一般的なVRヘッドセットだと全体を同じ解像度で描画してしまうといった、ある意味忠実なところがあるのですが、その場合は没入感が薄くなることと、いわゆる「VR酔い」をしてしまう可能性が高くなることになります。

また、常に充電している状態であれば問題にはなりませんが、例えば無線接続など限られた電力…つまりバッテリー駆動だと本機能はリソースを効率的に使える分、長時間遊ぶことができるそうです。

ちなみに、ここまで書いて何なのですが「対応しているゲーム」でないと動作しないといった注意点があります。
VR対応のメジャーなタイトルであれば問題なさそうですが、一例はPimaxのブログ記事やYoutubeの動画をご参考いただければと思います。

おそらく、動画を実際に見ていただいたほうがイメージが付きやすいかと思います。


なお、「Pimax Crystal」に限った話ではありませんが、本体内蔵のカメラを使用した「インサイドアウトトラッキング方式」に対応しています。
本製品では四隅に1ヵ所ずつカメラを搭載しており、それらを使って位置をトラッキングする仕様です。

オプション品で「Pimax Crystal Lighthouse Faceplate」が販売されており、そちらを使うと他社のSteam VR対応ベースステーションを使って「アウトインサイドトラッキング方式」へ切り替えて、高い精度で位置をトラッキングすることが可能となります。

スタンドアロン / PCVR それぞれのモードを備えた2in1設計

「Pimax Crystal」は基本的にPCへ接続して使うことを前提としているように思いますが、スタンドアロンでの動作にも対応しています。
VR向けのSoC(System on Chip)である「Qualcomm Snapdragon XR2」を搭載しており、カジュアルな用途にも対応することができる幅広さを持っています。

ただ、実際にスタンドアロンモードを触ってみた限りでは、例えば「Meta Store」のような多彩なゲームが揃っているという訳でもないので、やはりPC接続が基本形なのかなと感じます。
この辺りは大手のストアと提携するなりで、「Pimax Crystal」のパワーを活かせる使い道ができるといいかなと思ってしまうところですね。

【PR】Pimax Crystal Light HMD と おトクな割引コードなどのご紹介

同社より、今回ご紹介した「Pimax Crystal」系統の別製品をリリース予定ですので併せてご紹介したいと思います。
スタンドアロンモードを削減し、PCVRの利用に特化した製品「Pimax Crystal Light HMD(以下、Pimax Crystal Light)」です。

「Pimax Crystal Light」「Pimax Crystal」と大きく異なる点として、スタンドアロンモードそのものをオミットすることで、機能的・物理的なダイエットを図ったということが挙げられます。

例えば電源アダプタからの給電のみへ仕様変更し、重量のあったバッテリー類を中心に廃したことにより、重量が前後合計で「310g」と大きく軽量化されていることが特長のひとつとなります。

有線接続が必須となってしまうというデメリットはあるものの、そのぶん軽量化で使いやすくなっているというメリットが生じていますので、ここは人によって好みの分かれ目のように思います。

「Pimax Crystal Light」の価格は11万円台~と、「Pimax Crystal」の半額以下に抑えられていることで比較的検討しやすい製品になっているかと思います。

より安価な「Meta Quest 3」ですと、8万弱の価格設定ですが「4Kクラスの解像度」と少しランクが下がりますので、シンプルに「美麗な映像でPCVRを楽しみたい」といった方であれば、おススメの選択肢として挙げられるかと思います。

その他の具体的な差異については、以下のスペック表についてご参考いただければと思います。

また、今回ご紹介した「Pimax Crystal」「Pimax Crystal Light」をおトクに購入できる割引コードを、レビューをご覧になった方向けに、併せて掲載しておきたいと思います。

「Pimax Crystal」向け割引コード:【unitea-crystal】
 → 販売価格(258,999円)に対して、7,000円の割引となります。

「Pimax Crystal Light」向け割引コード:【unitea-light】
 → 販売価格(下記ラインナップ)に対して、200円の割引と「1,400円分の割引コード」が付与されます。
  1. ローカルディミング対応版:112,999円
  2. ローカルディミング非対応版:143,999円
  3. ローカルディミング対応+LightHouseフェイスプレート付き特別版:143,999円
   ※(3.)の特別版は、コントローラーが付属しておりませんのでご注意ください。


また、本記事の製品名のリンクから割引コードを適用してご購入いただくと、同社の「コアコンシューマークラブ」へ参加できる特典を受けられます。

同クラブでは、懇切丁寧な個人サポート(保証対応を含むアフターサポート)や、同社主催のオンライン・オフラインイベントの情報、VR業界における最新情報をいち早く入手できるなどのメリットがあります。
シンプルにガジェットという観点でVRデバイスがお好きな方や、
VRゲーミングをよくプレイするエンジョイ勢の方まで、広くご活用いただけるかと思います。

割引コードを適用する手順は、以下の画像を参考にしていただければと思います。
手順としては、購入したい製品をカートに入れた後に「Check Out」ボタンをクリックすると住所などを入力する画面へ進みますので、そこで割引コードを入力して「Apply」をクリックする流れです。

よろしければぜひ、VRゲーミングの検討にPimaxの製品を含めていただければと思います。

それでは、製品の特長紹介やPRが長くなりましたが実際の開封~プレイ、私が感じたことなどについて簡単にご紹介できればと思います。

いざ、開封の儀

開封時点ではこのような形で収まっています。
前頭部のヘッドバンドの部分に取り付けられた四角いパーツの目的が分からなかったので調べてみたところ、どうやら輸送時の衝撃で破損することを防ぐ理由のようです。
根元がプラスチック製のようで、破損しやすかった点を改善した結果だそうです。

コントローラーは「Meta Quest 2」と同様の、リング状の物体が取りついた形状となっています。
リング状の物体が何なのか…といった点について解説すると、内部には赤外線LEDが搭載されていて「インサイドアウトトラッキング方式」でコントローラーの向き(≒手首の回転方向)を正しく追跡するために備わっているそうです。

エリアを気にせず遊びまわっていると、思いっきり壁にぶつけてしまうこともありますが、最新の「Meta Quest 3」では、リング状の物体がなくなってスタイリッシュになっているようでした。

Pimaxでも「Pimax Crystal」以降の製品で、ぜひとも進化してほしいポイントだと思いますね。

付属品を色々と並べてみました。
中央の長いケーブルは「Pimax Crystal」とPCを繋ぐためのもので、VRヘッドセット側は専用端子・PC側はDisplayPort / USB 2.0 and 3.0を接続する形となっており、USBケーブル1本で済んでいた「Meta Quest 2」から比べると、やや複雑な感じはあります。

PC側に複数のUSB端子が必要なことと電力供給の関係上、セルフパワー式のUSBハブも付属しています。
USBハブ用の電源アダプタは各国の規格に交換が可能であり、それぞれの国ごとで電源アダプタ自体を別個に用意するというよりはコストが削減できているのではないかと思います。

「Pimax Crystal」用のバッテリーは「6,000mAh」とやや容量の大きいものが使われていますが、形としてはスリムだと思います。
VRヘッドセットの後頭部に取り付けることとなり、重量配分のバランスも考えられているのだろうと。

ちなみに2つ付属していて、1つはUSB Type-C経由で充電可能なクレードルに取り付けられています。
最初は何のパーツか分からず、VRヘッドセットに取り付けるものなのかな…と調べていたら「充電用のクレードル」だったことに後々気づきました。

また、私は裸眼の視力が0.1未満のド近眼ですので
VRヘッドセットを使う際は、眼鏡をかけたまま装着あるいは各ヘッドセット用に度入りの専用レンズを用意しています。
今回、「Pimax Crystal」では眼鏡を装着したままでプレイすることも可能ではあったものの、長時間の装着は鼻骨に痛みを感じてしまったので、ひとまず「Hons VR」さんで度入りレンズを購入することとしました。

度入りレンズの購入に併せて、数十年ぶりに眼科へ向かって適切な度数を測定していただいています。
(その結果、どうも使っていた眼鏡の度数は強すぎるらしく一段階以上は弱い度数で提示されました)

度入りレンズは購入先によって構成が異なっていたりはするものの、
基本的には以下の写真のように、2つのパーツに分かれている構成であることが多いです。

左側の大きいパーツ(フレーム)を「Pimax Crystal」に取り付けた後、右側のパーツ(レンズ)を取り付けるといった流れになります。

磁石が内蔵されていることで取り付け・取り外しはいずれも簡単に行えて、自分以外が装着するようなシーンであっても、パッと貸し出せるというところは良いポイントだと思います。

実際に遊んでみよう

実際の操作感を確かめるには、実際にプレイするという方法が一番ですよね。
今回は「BeatSaber」と「VRChat」のそれぞれを「Pimax Crystal」でプレイ・録画してみましたのでご紹介したいと思います。

ただ、数年前までVRゲーミングを楽しんでいた時期があったとはいえ、ゲーム自体を半年ほど遊んでおらず初心者顔負けの下手さを繰り出していますが、その辺りもご覧になって楽しんでください。

BeatSaber

いわゆる「音ゲー」のひとつで、前方から流れてくるブロック(ノーツ)を斬っていく爽快感のあるゲームとなります。

多彩なMODを導入することで、有志が作成した沢山のカスタム譜面や、ひいては自分のアバターを映しだすことまで可能と、至れり尽くせりな環境になっています。
見ている分にはアバターが映っていた方がよいと思いましたので、調べつつなんとか準備をしました。

本製品のトラッキング性能について、個人的には追従が甘いなどの問題点を感じることはなく快適にプレイできていたように思います。
自分の手を動かしたままにノーツを斬っていくことができ、音楽にノリつつ爽快感のあるプレイを楽しめました。

VRChat

メタバースの世界へようこそ。
1人1人が好きな見た目のアバターに扮して、リアルと一風変わった生活を楽しむほのぼのゲームとなります。

……というのは半分正しいのですが、このゲームもMOD要素が溢れかえっているどころか「なんでもできる感」はこちらの方が強いです。
先ほどプレイ動画をご紹介した「BeatSaber」も、実はVRChat上で(クオリティ的には本家のほうが良いのはさておき、)遊べてしまいます。
また、実在企業のワールドがあったりと、色々な世界で存分にVR空間を楽しめるメリットがあります。

以下の動画では、「Pimax Crystal」の内蔵マイクと普段使いのダイナミックマイクとの比較をしています。
左上の字幕で使用中のマイクを示していますので、そちらを参考にご覧いただければと思います。

実際に収録したうえでの感想として、従来のVRヘッドセットでは「音がこもりがち」だった点が大幅に改善されているように思いましたので、あえて別付けのマイクを用意する必要性はなさそうでした。

より高い音質を求めるならば別ではありますが、一般的なコミュニケーションを取るにあたって不足はないように感じます。

所感や気になったこと

高価格帯のVRヘッドセットに恥じない使いやすさで、基本的には快適にプレイできていました。

しかしながら、使用していく中で少々気になる点もありましたので、今後の改善に期待しつつ忖度なく書いておきたいと思います。

【Pimax Play】日本語へのローカライズがされていない

「Pimax Crystal」を使用するうえで、PCへインストールが必須となるユーティリティ「Pimax Play」ですが、現時点では日本語へのローカライズがされていません。
英語、あるいは中国語のみ選択が可能な仕様のため、VRヘッドセットの設定等は必然的にすべて英語で操作することとなります。

ローカライズがされていないだけで、玄人向けの製品となり初心者には一気に扱いづらくなってしまいますので、日本での展開を進めていくにあたって改善の必要があるように思います。

なお、スタンドアロンモードで使用可能な「Pimax Home」のUIも同様にローカライズされていませんでした。

【環境依存かも】Pimaxアプリとの接続が安定しない

私のPC環境との相性が悪いのか、あるいは何らかの設定起因かもしれませんが、「Pimax Crystal」を接続・認識する段階で「OS全体がフリーズしてしまう」といった事象が発生していました。
電源オプション周りや、他の常駐ソフトウェアをアンインストールすると「やや安定したかな?」といった変化はありましたので、もしかすると相性問題といった可能性が高いのかもしれません。

例えば、原因の切り分けでリフレッシュレートを「120Hz → 90Hz」へ変更してみたところ、さらに安定感が増したように思えたので、シンプルにPCスペックが不足しているといった面もありそうです。

【物理的に】シンプルに重い

「Beat Saber」のような身体を動かすゲームが主なジャンルとなるVRヘッドセットでは、物理的な重量が軽ければ軽いほど快適にプレイできるといった法則があります。

ただ、「Pimax Crystal」は前後の重量バランスを意識しているとはいえ、845gという「1kg弱」の重量は正直にいえば「重い」です。
私は元から代謝がよく汗っかきではあるものの、1時間少し装着しただけで汗だく状態になってしまいました。

「じっくりと腰を据えて」美麗な映像表現を楽しむといった用途には向いているかもしれませんが、とことん動いて遊ぶのであれば「Pimax Crystal Light」を選ぶのが良い選択だとは思うところですね。

「Pimax Crystal Light」では、前後の重量が310g(前部分が250g、後ろ部分が60g)と大きく軽量化されています。

私は参加できませんでしたが、つい先日東京で「Pimax Crystal Light」を含む同社製品の体験会が実施されていました。
参加されたユーザーの印象を聞くに、「Pimax Crystal Light」は軽量化されたことで扱いやすくなり好評だったようでして、機会があればぜひ私も使ってみたいと思っています。

なお、個人的に気になった点などは、しっかりとメーカーへ要望としてフィードバックしています。

Pimax側も「できる限り、ユーザーの期待に応えたい」と前向きな姿勢で取り組まれておりますので、他社の後追いになる部分があったとしても、どんどん改善されていくと思います。

所感

「Pimax Crystal」は、他のユーザーフレンドリーなVRヘッドセットに比べると、言語などを含めて「多少取っつきづらい」部分がないとは言い切れません。

ただ、少しずつ使い続けるにつれて「使い勝手が理解できるようになる」といった、噛めば噛むほど旨味のあるスルメのような印象のある製品だと感じましたので、がっつりとVRを遊びたいという人にはおススメできそうです。

何より、本レビューの執筆にあたって、案件とはいえVR初心者の私にも丁寧にご対応いただけた点は評価が高いと考えています。
「ユーザーに寄り添い、一緒に考え改善をしていく姿勢」は同社の熱意を感じられるところでもありますので、一度手にしてみる価値は十分にあると感じました。

お読みいただきありがとうございました。

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