こんにちは。
今回はiKKO Audio社のハイブリッドイヤホン「OH1」のレビュー記事になります。
メーカーの概要、付属品のご紹介、私が愛用している組み合わせと音質の簡単なレビューを本記事でご紹介します。
製品概要
OH1は軽量な航空グレードのアルミ合金をハウジングに採用し、非常に軽量でありながら内部の共鳴減少を低減した構造となっています。
ドライバは1DD+1BAの構成で、チタン製ダイヤフラムを採用したダイナミックドライバーと、Knowles社の33518バランスド・アーマチュアドライバーを採用し、広がりと厚みを兼ね備えた低域に加え、繊細な高域を保った美麗なサウンドに仕上げられているとのことです。
付属品について
今回は新品ではなく、状態の良い中古をフリマアプリで購入しましたので付属品のみ紹介していきます。
付属品は収納用ポーチと、高純度銀メッキOFCを採用した2pinケーブルが付属していました。
筐体の色味に合わせたコネクタ・プラグが採用されていますので、そのまま使用しても問題ないと思います。
筐体の工作精度は非常に高く、平面ではなく岩のような模様が形作られたデザインとなっています。
光を当てる方向によって微妙に見え方が異なり、同じ金属製のイヤホンでも一線を貸した綺麗さだと思います。
軽量な素材を採用していることに偽りはなく、他のイヤホンと比べても軽さではかなり優位に立っていると思います。
ただ、ここまで綺麗なイヤホンですと傷が付くと気になって仕方ないと思うので、取り扱いには注意したいですね。
セットアップ紹介
今回は銀メッキOCC線を採用した「NiceHCK JIALAI JLY2」ケーブルと組み合わせています。
色味はバッチリで取り回しもしやすく、何より安価に購入できるケーブルの1つというのがおススメです。
イヤーピースはFAudioの「FA Vocal+ Ear Tips」を使用しています。
音質レビュー
音質のレビューにあたり、以下の環境・曲を使用しています。
・PC → FiiO K9 Pro ESS 有線接続
・再生ソフトは“TuneBrowser”を使用
・ロック(Crush 40)やアニソン(結束バンドやTRUEなど)を参考曲として使用しています。
まず、特筆すべきは高域の質感でしょうか。
煌びやかな高域を奏でながら、スピード感のあるサウンドが耳を駆け抜けていくようなイメージを感じました。
ボーカルの量感も問題はありませんが、低域の方が強めに出ているように聴こえます。
中域は全体的にはサラッと流したように量感の少なさを感じますので、低域・高域の2つのポジションを重要視したチューニングのように感じます。
前章までで書いたように筐体がとても軽量なアルミ材のため、音の抜けがとても良く音場はとても広いと感じます。
激しめの曲を流すよりは、高域を中心とした幻想的なイメージの曲を流した方が合うのではないかと思います。
反面、音数が多いと濁ったように聴こえるので不満点としてはその辺りぐらいでしょうか…。
購入した値段を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高くお気に入りのイヤホンの1つに入れています。
後継機のOH1SはMMCXコネクタへ変更、筐体デザインも少し変更されています。
iKKO Audioのイヤホンかつ、2pinの機種が欲しいのであれば中古で探してみる価値も十分にあることでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
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