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【イヤホン】NiceHCK NX8 & B80 – 老舗リケーブルメーカーより、イヤホン2製品が登場

こんにちは。
今回は、NiceHCKより発売中のイヤホン「NiceHCK NX8」「NiceHCK B80」の2製品レビュー記事となります。

※本記事の執筆にあたり、MoonHiFi様(@MoonHiFi)より製品をご提供いただいております。
 このような機会をいただけましたことに、改めてお礼申し上げます。

製品の概要

NiceHCK NX8

「NiceHCK NX8」は、8基のドライバー(1DD+6BA+1PZT)を搭載するトライブリッド構成のイヤホンです。

旧製品にあたる「NiceHCK NX7 MK4」の、7基のドライバー(2DD+4BA+1PZT)を搭載するトライブリッド構成である点は引継ぎつつ、ダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュアの搭載数が調整されています。

ノズル交換機構を備えている点も旧製品同様ですが、同一のノズルが2ペア付属するのみに留まっています。
今回は音の変化を楽しむようなイヤホンではなく、同社が求めた理想の音を楽しめる製品に仕上がっているようですね。

付属ケーブルは、高品質な単結晶銅と銀メッキを組み合わせたミックス線材が採用されています。
プラグは交換型ではなく、購入時点で「3.5mm / 4.4mm」からお好きなほうをお選びいただけます。

NiceHCK B80

「NiceHCK B80」は、14.8mm径のバイオトポロジーPU振動板を採用した、イントラコンカ型イヤホンです。

リケーブルには対応していませんが、銀メッキOFC(無酸素銅)と無酸素銅の線材を採用しています。
購入時には「3.5mm / 4.4mm」のお好きなプラグをお選びいただけます。

製品の紹介

NiceHCK NX8

パッケージは夜空の流れ星を彷彿とさせるデザインです。

付属品は、通常のシリコンイヤーピースの他に「NiceHCK C04」が付属しています。
液状シリコンを使った、高解像度で音場表現を高めるイヤーピースとして販売されている製品です。

イヤホン本体は、パッケージデザインと同様に夜空をイメージしつつも落ち着いた雰囲気を感じさせます。
周囲を囲む金属質なリング形状は、旧製品のゴールドからシルバーへと変更されています。

ノズル径は、それぞれ「最小5.3mm / 最大6mm」です。

NiceHCK B80

パッケージは少しセクシー味のあるお姉さん、控えめに言って好きです。

付属品はイヤホンケースに加え、ドーナツ型と標準的なイヤーパッドが付属しています。
もちろん、必須ではありませんのでそのまま耳に装着して聴いていただいても問題はありません。

レビュー

レビュー環境

本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。
イヤーピース・イヤホンケーブルはそれぞれ付属品を使用しています。

DAC・アンプFIIO K9 Pro ESS

全体的な音色・各音域のバランス

NiceHCK NX8

全体的な音色として、私自身のイメージは「暖色寄り」だと感じました。

一言で表せばドンシャリ系のサウンドで、尖った感じはしません。
どちらかといえば丸みを帯びた、分離感高めなバランス型チューニングへと仕上げられています。

個人的には、旧製品の「NiceHCK NX7 MK4」と同様のトライブリッド構成を維持してはいるものの、バランスド・アーマチュアを軸に据えた調整が入っている点が功を奏しているように思いました。

個性的な他社製品などに比べると、初試聴であったとしても「特筆できるような素晴らしさ」を表すことができるようなイヤホンではありませんので、人によってはパッとしないように感じられるかもしれません。

なお、ボーカル有無で色々と聴き分けた限りではボーカルが無し音源のほうがしっくり感があったように思います。
最近流行りの「チル系のBGM」に浸りたい人には、意外とおススメできる製品といえるでしょうね。

NiceHCK B80

全体的な音色として、私自身のイメージは「寒色寄り」だと感じました。

低音域の主張は控えめで、そのぶん高音域の主張を強めたといったイメージでしょうか。
各音域が中心に集うような鳴り方が特徴的で、音場は狭めであるように感じられます。

ややレトロな雰囲気を感じさせるような、例えば「Lo-Fi系のBGM」に浸りたい人にはお手頃価格でおススメです。

総評・まとめ

今回は、せっかく2つの製品をご提供いただいたのでご紹介した次第ですが、
最近遊んでいるゲーム(VRChat)の影響か、イントラコンカ型の良さに少し惹かれてしまいました。

じっくり音楽を聴くなら「NiceHCK NX8」を、作業用BGMを流す程度のライトな用途なら「NiceHCK B80」といった感じの使い分けができますので、きっとどちらを手にとっても後悔することはないかなと思います。

とはいえ、記事をご覧になっている方々的には…前者を掴んでおいた方がベターではあるでしょうね。

販売先のストア情報

各製品は、以下のストアでご購入いただけます。

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お読みいただきありがとうございました。

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