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【イヤホン】TANCHJIM MINO Asano Tanch Limited Edition – 低価格帯TWSの浅野てんきエディションがリリース

こんにちは。
今回は、TANCHJIMより発売中のイヤホン「TANCHJIM MINO Asano Tanch Limited Edition」のレビュー記事となります。

※本記事の執筆にあたり、HiFiGo様(@HifigoJp)より製品をご提供いただいております。
 このような機会をいただけましたことに、改めてお礼申し上げます。

製品の概要

「TANCHJIM MINO Asano Tanch Limited Edition」は、様々な端末とBluetooth接続し利用することができるワイヤレスイヤホンです。

まず、本製品は既存製品の「TANCHJIM MINO」をベースに同社のイメージキャラクター「浅野てんき」を彩った限定版としてリリースされたものとなります。
パッケージや付属品だけでなく、スマートフォン向けの接続用アプリのデザインや本体音声(接続時やモード切替時のアナウンス)まで、彼女を隅々まで感じることができる特別な一品として仕上げられています。

製品そのもののスペックとして、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載していることが挙げられます。
有効時には、最大で45dBの外来ノイズを低減することが可能です。

また、音の中核となるドライバー部分には、ベリリウムメッキ+PU振動板を用いた「10mm ダイナミックドライバー」を搭載しており、低・中・高音域の各バランスを整えた、フラットなサウンドを目指しているとのことです。

なお、ゲーミング用途にも楽しめるように「86ms」の低遅延としつつ、バッテリー持続時間は単体で6時間(バッテリケースを含む場合は31時間)というスペックを兼ね備えています。

製品の紹介

パッケージ構成

パッケージや付属品は以下のとおりです。

缶バッジやポストカードは含まれていませんが、数量限定(200セット)でアクリルスタンドが付属します。
「レビュー環境」の説明で写真を載せていますので、ご参考いただければと思います。

イヤホン本体

シャンパンゴールドの本体色を輝かせつつも、少し甘味を感じさせる可愛らしいデザインです。
いわゆる「耳うどん型」の設計になっており、タッチセンサーは丸く凹んだロゴ部分に搭載されています。

諸々の設定変更は、専用アプリ(TANCHJIM Center)で行います。
本製品はアプリ側のデザインも専用設計となっており、キャラクターイラストが大きく飾られています。

外観だけに留まっていないところは、同社のファンとしては嬉しいこだわりだと思いました。

アプリ上からファームウェアのアップデートも可能であり、およそ5分も要さない程度で完了となります。
やや翻訳が気になる箇所や、操作中になぜかメニュー画面へ戻されてしまう謎現象が発生することを除けば、動作についてもおおむね安定していると思います。

おまけとして、今回は下記製品(DIVINUS Velvet for TWS)の試用を勧めていただきました。
本記事ではこちらのイヤーピースに交換して、その音質を確かめていきたいと思います。

手触りはサラサラとしていて、装着時に窮屈さを感じさせない通気性の良さが外出に適しています。

レビュー

レビュー環境

本記事のレビュー時における構成は、以下のとおりです。

イヤーピースDIVINUS Velvet for TWS
接続デバイスSONY Xperia 1 VI

全体的な音色・各音域のバランス

全体的な音色として、私自身のイメージは「暖色寄り」だと感じました。

各音域のバランスについては、以下のとおりです。
ワイヤレスイヤホンとしての基準で記載していますので、あらかじめご承知おきください。

低音域

程々に深みをもった濃密なサウンドが特長的で、本製品では特筆すべき音域だと思います。
他音域の存在感を打ち消すことなく、独立しつつも調和がとれているといった点でおおむね高評価です。

ワイヤレスイヤホンという前提でいえば、及第点以上のポテンシャルを発揮しているように思います。

中音域

低音域に次いで、ボーカルの存在感がほぼ過不足なく感じられます。
特に、女性ボーカルは中~高音域が伸びやかな印象で心地の良いリスニングタイムを楽しめると思います。

高音域

カサつきが気になる場面も見受けられましたが、楽曲により様々なため個人差かなと思います。
中音域との繋がりが良く、こちらの音域も伸びやかかつ音場は少し広めといった感じでおおむね好印象です。

低~中音域が暖色寄りであるとすれば、高音域はニュートラル~やや寒色寄りにも感じられる傾向でした。

総評・まとめ

音質面にコストを割り振ったイヤホンではないことや、対応コーデックが「SBC / AAC」のみといった惜しい点を除いて考えれば、ダイナミックドライバー特有の低音域のインパクトを押し出しつつも、各音域のバランスを重視した無難な製品に落ち着いていると思いました。

ワイヤレスイヤホンへ舞台が変わっても「作りや分離感の良さ」といった同社らしさは健在ですので、良い意味で安定をとった製品に仕上がっています。

iPhoneを前提とすれば必要十分なスペックと思いますが、より高音質なコーデック(LDAC)対応であればドライバーのポテンシャルを活かした、よりハイレベルなサウンドを楽しめる素養はありそうですね。

販売先のストア情報

「TANCHJIM MINO Asano Tanch Limited Edition」は、以下のストアでご購入いただけます。

Tanchjim-Bluetooth 5.3 TWSミニワイヤレスヘッドセット,ノイズキャンセリングヘッドセット,ダイナミックドライバー,スマートタッチコントロール,10mm - AliExpress 44
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お読みいただきありがとうございました。

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