こんにちは。
当ブログで最初のレビューは、私が最も気に入っておりイヤホン沼へ戻ったきっかけのイヤホン「SeeAudio Bravery AE」になります。
メーカーの概要、付属品のご紹介、私が愛用している組み合わせと音質の簡単なレビューを本記事でご紹介します。
製品概要
代理店のミミソラオーディオさんのページによると、SeeAudioは様々なブランドから若手スタッフが結集し立ち上げられたブランドだそうです。
ラインナップには2桁万円クラスの高級イヤホンもありながら、日本向けの限定モデルもリリースするなど積極的な活動が伺えます。
同社のイヤホンをいくつか聴いてみた限りでは、多ドラにありがちな音のごちゃ混ぜ感が出るようなことはなく、音場も広く取られているような上手なチューニングといった印象でした。
今回のレビュー対象”Bravery AE”は、AliExpressの”Angelears Audio Store”とのコラボレーションで生まれた限定版の製品となります。赤色と青色の2種類が限定版として販売されています。
とはいえ、元モデルの黒色と形状以外の仕様変更はないようです。
4BAモデルで、内部の構成はこのようなイメージ画像が掲載されていたのでご紹介しておきます。
箱と付属品について
同社のイメージキャラクター”Rinko”が描かれた限定パッケージで到着しました。
裏面には波形などの詳しいスペックが記されています。
4BAの製品で、ドライバのメーカー(Knowles, Sonion)まで記されているのは印象が良いですね。
写真で割愛したものもありますが、付属品は以下のとおりです。
ケーブルは品質の高いケーブルで知られる、Hakugei社製の6N OCCモジュラーケーブルが採用されています。
使用する機器に応じて、3.5mm/2.5mm/4.4mmのプラグを差し替えて使うことが可能となっています。
モジュラーケーブルで品質の良いものは安くはないので、そういったものが付属するのはありがたいことです。
また、単体では2,700円ほどのAzla Xelastecが付属していることもポイントです。
私は同価格帯の後継品”Crystal”に変更して使用しています。耐久性が高くなっているのでおススメです。
その他、特典としてマウスパッドが付属していますが多くの場合ロゴが反転しているようです。
上記について公式Instagramへ問い合わせたところ、AliExpressの公式ストアに相談することを勧められました。
結果、購入から3ヶ月ほど要しましたが再生産品を手配していただくことになりました。
再生産品はデザインも変更されていましたので、そちらは届いたらSNSなでご紹介できればと思います。
セットアップ紹介
個人的に、イヤホンとケーブルの色味を揃えたいというこだわりがあります。
今回、赤色のイヤホンに見合った色のケーブルはAliExpressの”ivipQ Store”でオーダーしました。
このショップは細かいオーダー(プラグの種類、モジュラープラグの要否、芯数やスライダーの有無など)をDMでやり取りでき、ストアの担当者さんも気さくで良い方です。
1からオーダーすることもできますが、今回は以下のケーブルをベースにカスタムしました。
商品ページではパット見ヘッドホン用しか販売されていませんが、きちんと2PinやMMCXへ変更することはできるのでご心配なく。
音質レビュー
音質のレビューにあたり、以下の環境・曲を使用しています。
・PC → FiiO BTR7 有線接続
・再生ソフトは“TuneBrowser”を使用
・ロック(Crush 40)やアニソン(結束バンドやTRUEなど)を参考曲として使用しています。
まず評価すべき点は音場の広さ。所有ヘッドホンのHD800Sクラスと比べれば雲泥の差ですが、
イヤホンとしては音場が広めに設計されたモデルであると思います。
それでいて、ボーカルをハッキリと聴かせてくれるので、音場の広さゆえの「聴きたい音が遠くに行ってしまう」ようなことは感じませんでした。
また低域用に2つのBAドライバを搭載しているため、低域もほどよく主張があり聴いていて心地が良いと感じます。
なお低域についてはノーマルモデル(黒色)の方が、形状の関係で強めらしいです。
全体的には中高域に少し寄った感じながら、そこは上手にチューニングされたイヤホン。
「高域のシャリ感」みたいなものは感じさせず、うまくバランスの取れた音を聴かせてくれる製品だと思います。
装着感についても、筐体が小さめのため多くの方は耳にフィットするだろうと思います。
ノーマルモデルはもう少し筐体が大きめのため、そちらがフィットしなかった方も候補に入れられるかなと。
個人的に、女性ボーカルにはピッタリですので普段聴く曲に併せてご検討いただければよいかなと思います。
ノーマルモデルはeイヤホンに試聴機がありますので、一度聴いてみていただくとおススメです。
(私も先んじてノーマルモデルを聴きましたが、低域の印象以外は似ているので購入前の参考になると思います)
簡単なレビューとなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
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